大正12年建築の歴史的建造物・富岡倉庫がカフェに変身!パーソルサンクスが「Merci Cocon & Café」オープン。

~富岡製糸場・地域活性化×障害者雇用の拡大を目指す地域貢献度の高い場所に~

総合人材サービスのパーソルグループで障害者雇用を手掛けるパーソルサンクス株式会社(本社:東京都豊島区、以下パーソルサンクス)は、2020年3月富岡倉庫2号倉庫の管理運営優先事業者に選定され、2022年4月28日(木)に倉庫を富岡製糸場・地域活性化とともに障害者雇用の拡大を目指す施設として、「Merci Cocon & Café」(メルシー・ココン アンド カフェ)をオープンしました。

「Merci Cocon & Café」

本カフェの名前は、富岡製糸場(官営模範器械製糸場)が明治時代、フランス人の指導のもと西洋の技術を取り入れた施設として設立された歴史的背景と、パーソルサンクスのミッションステートメント“「ありがとう」をかたちに。“を踏まえ、フランス語で「ありがとう」を意味する“Merci”と「繭」を意味する“Cocon”から由来しています。

地域の特色を活かした「桑の葉オレ」やフランスの「ガレット」などを提供

本カフェは、コーヒーや紅茶、フレッシュジュースなどのドリンクメニュー以外に、富岡シルクや養蚕で知られる地域の特色を活かした「桑の葉オレ」を提供。また、名前の由来にもなった、フランスにゆかりがある富岡製糸場にちなんで、フランスの「ガレット」をフードメニューとして提供します。今後は、地域の野菜や果物を取り入れた新メニューや限定メニューも考案していく予定です。

2024年度までに22名の障害者雇用を創出

パーソルサンクスは、全国10拠点にて、496名(※2022年4月1日現在)の障害のある方々がさまざまな仕事に取り組んでいます。2017年には障害者雇用を通して富岡の伝統産業である養蚕業を次世代に繋ぐことを目指し、富岡市妙義町に「とみおか繭工房」を開設。2019年からは、手漉き和紙、座繰り製糸・機織りなどの手仕事を活かした「6次産業化」の事業展開も行っています。
障害のある方が活躍できる場を創り、地域の課題解決に取り組んだこれまでの経験とノウハウをいかし、本カフェでは、2024年度までに22名の障害者雇用を予定しています。

大正12年建築の建造物が隈研吾事務所の改築によりおしゃれ空間として再誕生

富岡倉庫は、明治33年創立の富岡倉庫株式会社が、繭等を保存するために建造した倉庫3棟及び繭の乾燥場1棟の総称。その中でも本カフェである、2号倉庫は大正12年ごろ建築されており、隈研吾事務所によりおしゃれ空間として再誕生しました。1階はカフェスペースとして活用するととのも、パーソルサンクス とみおか繭工房で制作しているシルクアクセサリーやシルク関連商品などを販売するショップも運営します。
2階はイベントスペースとして、今後、絹糸を使った組ひもや繭玉入りハーバリウム制作などが体験できるワークショップも予定されています。 

場所・営業時間

「Merci Cocon & Café」(メルシー・ココン アンド カフェ)
・富岡市富岡1450-1(最寄駅:上州富岡駅 徒歩1分)
・営業時間 11:00-17:00(ラストオーダー フード16:00 ドリンク16:30)
・年中無休(年末年始を除く)
・電話番号:0274-67-5591

パーソルサンクス株式会社について

< https://www.thanks.persol-group.co.jp/ >

パーソルグループの特例子会社として、1991年12月の設立以来、よこはま夢工房でのクッキー製造・販売をはじめ、神奈川・千葉・群馬の3県で5つの工房を展開し、地域と連携し障害者のはたらく場を拡大。スポーツ競技活動と就労の両立を支援するChallenged Athlete Support(障害者アスリート支援制度)を実施するなど、障害者の自立および成長を幅広く支援しています。

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