八ッ場の蜂蜜と清らかな水で醸す、自然風景を味わう蜂蜜酒「八百 YAO」

蜂蜜酒「八百 YAO」

有限会社きたもっく(本社:群馬県⻑野原町北軽井沢、代表:福嶋明美、以下、きたもっく)は、自社の生はちみつ「百蜜」を使った蜂蜜酒を、同じく長野原町で明治五年から酒造りを行う浅間酒造株式会社(本社:群馬県⻑野原町長野原、代表:櫻井武、以下、浅間酒造)と共同開発し販売することがわかった。

地域の新しい風景をつくる八ッ場ダム

2020年3月に完成した八ッ場ダム。浅間山や草津白根山などの活火山の麓に位置し、豊かな山林と、吾妻川から流れ込む清らかな水をたたえて、地域の新しい風景をつくっています。

地域の自然と人との関係づくりから生まれた蜂蜜酒

八ッ場の畔に咲くトチとアカシアの花から集めた無添加蜂蜜と、吾妻の清らかな水から醸造した蜂蜜酒「八百 YAO」は、地域の自然と人との関係づくりから生まれた、自然風景を味わうお酒です。八ッ場の新しい風景が、人とまた長く関わりを続けていけるように、という想いからネーミングしています。

蜂蜜酒(ミード)は1万年以上も前から存在していたと考えられており、人類最古のお酒とも言われています。「八百 YAO」は蜂蜜と水、日本酒の酵母のみで醸造した、余計なものを一切使っていない純粋な蜂蜜酒です。

群馬県長野原町の地域内農商工連携

群馬県吾妻郡長野原町で、地域の自然を活かした事業を展開する「有限会社きたもっく」と「浅間酒造株式会社」が、地域内農商工連携に取り組み共同開発しました。

八百 YAO

蜂蜜の華やかな香りとクセのない優しい甘みを活かすため、地域の蜂蜜と水、酵母以外は余計なものを一切使わず、クリアな蜂蜜酒を目指しました。あまりお酒を飲まない人も含め、幅広い層に楽しんでいただけるよう、アルコール度数を抑え、食前や食後にゆっくりと味わうお酒に仕上げています。

アルコール分:6%
原材料名:生はちみつ(群馬県産)
内容量:300ml
価格:2,695円(税込)
販売場所:オンラインストア:https://luomu.thebase.in/items/54576866
ルオムの森:https://luomu.jp/
浅間酒造観光センター:https://asama-sakagura.co.jp/tourismcenter/

有限会社きたもっく

きたもっくは活火山浅間山の麓「北軽井沢」で、広葉樹を中心に自伐型林業を展開。木は薪や建築素材に加工し、年間10万人が訪れるキャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」や2020年秋にオープンした焚火に集う宿泊型ミーティング施設「TAKIVIVA(タキビバ)」で主に活用しています。

遊休山林や耕作放棄地では植生循環を促す養蜂にも取り組み、砂糖給餌をせず、ミツバチが地域の花から集めたそのままの蜂蜜を、非加熱無添加の生蜂蜜「百蜜(ももみつ)」として販売しています。2020年の群馬県6次産業化チャレンジ支援事業で蜂蜜を活用した酒類ブランド化構想で1位を獲得。同年の農林水産省6次産業化アワードでは地域山林の6次産業化が評価され食料産業局長賞を受賞しました。

地域資源の多面的な価値化と自然と人がつながる場づくりで、地域の未来を持続可能なかたちで創造していく事業展開は、分断された産業の枠を越えた新しい地域産業モデルに繋がる取組として、2021年度のグッドデザイン賞において「グッドデザイン金賞」を受賞しました。

有限会社きたもっく
https://kitamoc.com/

浅間酒造

浅間酒造は群馬県の酒蔵では最も西に蔵を構える、明治五年創業の造り酒屋です。日本海側からの風が冷たく吹き込む厳寒地に位置し、山脈から流れる柔らかい水と、麹の旨味を引き出す乾いた環境を活かし、この地域だからこそ醸せる唯一無二のお酒を追求しています。

平成23年からは酒米の栽培を開始。さまざまな品種から選んだ「改良信交」は、5代目が稲穂の立ち姿に惚れ込んだ、長野原町の大地によく馴染む酒米です。“真の地酒”をお届けするため、年々作付量を増やしています。

浅間酒造では、地域の色や文化とともに、それぞれのお酒が織りなす物語を添えて、より一層美味しく召し上がっていただくことを提案しています。

浅間酒造株式会社
https://www.asama-sakagura.co.jp/

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