今年もミツバチが飛び交った風景によって、風味の全く異なる10種類の百花蜜が生まれました。ハチミツは、大きく「単花蜜」と「百花蜜」に分かれます。
リンゴ蜜、アカシア蜜などと表記された、一種類の花から集められた蜜が単花蜜。複数の花から集められた蜜は百花蜜と呼ばれます。

話題のハチミツ「百蜜」は百花蜜に分類され、花里や、林縁など様々な場所で蜜を集めるため、ミツバチが蜜を集めた季節の花によって様々な味のハチミツが出来上がります。「百蜜」では、ハチミツが持つ本来の味を感じられるように無添加・非加熱で瓶詰めされています。つくられる年によって自然の状況は変わるため、同じ季節の同じ場所でつくられたハチミツでも、同じ味とはなりません。
その年採れた特別なハチミツを味わう、少量生産ならではの楽しみがあります。

無添加は養蜂スタイルにも徹底されています。
効率よく合理的で安上がりな作り方としては、越冬中のミツバチに砂糖水を飲ませる方法です。しかし、翌年も元気に飛び回ってもらうため、私たちがミツバチに与えるエサは、彼らが集めたハチミツのみです。蜜となる植物の風味やビタミン・ミネラルといった栄養素もそのままに、調整することなく与えます。
ミツバチが集めた自然の味を感じてみてはいかがでしょうか。

また、「百蜜」は、持続可能な林業の一側面として誕生した背景があります。自社運営のキャンプ場と周辺地域の山林を舞台に、生産から理想的消費の流れ循環させます。地域特性を生かし、耕作放棄地での養蜂や百蜜に力を入れています。

■生はちみつ「百蜜」
https://luomu.thebase.in/

■直営店「ルオムの森」
https://luomu.jp/

■有限会社きたもっく
https://kitamoc.com/